電子回路設計の基礎(実践編)> 2-2. 学習キット組み立ての様子
学習キット組み立ての様子
実践編「2-1. キットで遊ぼう電子回路」では、初心者向けの学習キットである「キットで遊ぼう電子回路 基礎編」の内容や何を学ぶことが出来るかについて紹介しました。このページでは、実際に学習キットを組み立てる様子の写真を掲載しています。
1. キットで遊ぼう電子回路 基礎編 Vol.1
「キットで遊ぼう電子回路 基礎編 Vol.1」では、電圧・電流・抵抗などの電子回路の基礎を学習した後、発光ダイオード(LED)やコンデンサを使った回路で応用を学習できます。
発光ダイオード(LED)は、電流を流すことで光を発する半導体素子です。下図のようにブレッドボード上に回路を構成して光らせることが出来ます。
発光ダイオード(LED)を光らせている様子
また、発光ダイオード(LED)を複数用いると、様々な応用回路を構成することが出来ます。
さまざまな応用回路 (1)
下の写真のようにちょっと複雑な回路もありますが、テキストに分かりやすい解説があるので回路動作を理解できると思います。テキストを見ながら学習して、電子回路の理解を深めてください!
さまざまな応用回路 (2)
抵抗とコンデンサを使って構成する「時定数回路」も学ぶことができます。
時定数回路
時定数回路では、一定時間だけ発光ダイオード(LED)が点灯します。この原理を利用した応用回路は「キットで遊ぼう電子回路 基礎編 Vol.2」でも学習します。
2. キットで遊ぼう電子回路 基礎編 Vol.2
「キットで遊ぼう電子回路 基礎編 Vol.2」では、Vol.1 を発展させてトランジスタを利用した応用回路を学習することができます。トランジスタは、今日のエレクトロニクス分野の発展には欠かすことが出来ない半導体素子です。
トランジスタの増幅機能を利用することで、明るさを失うことなく複数の発光ダイオード(LED)を点灯させることが出来ます。
複数の発光ダイオードを点灯させている様子
その他にも、モーターやスピーカーを用いた様々な応用回路を学習できます。下の写真はスピーカーを鳴らす回路を構成した様子です。
スピーカーを鳴らす回路
3. 「キットで遊ぼう電子回路 基礎編」まとめ
本章、実践編 第2章「初心者に最適 学習キット」では、いきなり電子回路の工作を始めることに不安や抵抗感を感じる方のために「キットで遊ぼう電子回路 基礎編」という学習キットを紹介しました。
「キットで遊ぼう電子回路 基礎編」を学習することで抵抗やコンデンサ、発光ダイオード(LED)、トランジスタといった電子部品の特徴や応用回路を理解することが出来るようになります。
この学習キットを通じて、あなたが更なる電子回路の理解につなげていくことが出来れば幸いだと思います。